言語学ファン

名乗りについて

歴史家になるつもりはないと書いたが、ではなにを名乗るべきか。在野研究者が一番それっぽいが、研究といえるほどのことをこれからできるのだろうか。なんせ研究活動をしたことがないからなにをすればいいのかすらわからない。大学時代にゼミでテーマを与えられてその報告をしたことがあり、それが研究活動に近いといえそうではあるが。アカデミアに属するでもなく今しているこの活動はいわば趣味で、しかもまだ学習の域も出ていない。そんなわたしがおいそれと“在野研究者”と名乗っていいはずがなく、どうしたものかと考えあぐねる。

候補

マニアといえるほど言語学に広く深く精通しているわけではない。たとえばわたしは音声学の分野は本当にわからない。興味はあるにはあるが自分のやりたい言語学ではないと思う。

これでよいのかもしれないが、他人にこう名乗られた人の気持ちを想像すると、とっつきづらさを感じる。

趣味者とファンでどう違うんだと言われそうだが、印象が違う。ファンは趣味者よりもうちょっと軽い。名乗られたときもそんなにとっつきづらくはなさそう。名乗ってみても違和感はない。これでいいのではないか。

わたしは言語学ファンです

というわけで決まりました。わたしは言語学ファンです。ゆるくやっていく自分の方針にも合っていると思う。いつか研究活動が身を結ぶようになってきたら、そのときには在野研究者を名乗りたい。